こんにちは。
セールスコピーライターの草場です。
今回、かなり強気のタイトルを付けたのですが、これにはちゃんとした理由があります。
その理由とは・・・
法則が30個もあるなんて多すぎて使いこなせないし、掘り下げて解説しているブログが一つも無かったからです。
僕たちは知識を身につけても、それを活用することができなければ意味がありません。
そこで今回はマインドマップに落としこんで、分かりやすく解説していきたいと思います。
他のブログのように、「シュガーマンのマーケティング30の法則」をだらだらと羅列するようなことはしません。
それではいきましょう。
■目次
「シュガーマンのマーケティング30の法則」ってどんな本
「シュガーマンのマーケティング30の法則」はタイトルに「マーケティング」ありますが、実際はマーケティングに関する本ではありません。笑
どちらかというと「消費者心理」に関する本です。
ですので、マーケッターだけでなく、セールスコピーライターにもオススメの本です。
ただし若干、テクニック論に偏ってしまっている部分が多かったので、この記事では『抽象度を上げた視点』で解説していければと思います。
「シュガーマンのマーケティング30の法則」の全てをマインドマップに落とし込んでみた
「シュガーマンのマーケティング30の法則」の全体像はこのようになります。
マインドマップにもあるように、30の法則をジャンル分けすると、これらの6つに分けることができます。
はじめにこのブロック分けをしないと、30の法則が頭の中でぐちゃぐちゃになってしまうだけです。(実際に僕も読んでいく中で混乱しました…笑)
ですので、「細かいテクニック」や「例」も全てマインドマップに落とし込みました。(あ、コピペはしないでくださいね!)
ちょっと全体像をマインドマップでつかんで見てください。
・・・
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どうですか?
なんとなく全体感をつかんでいただけたと思います。
勘が良い人だと、本の内容をすべて理解できると思います。
では、ここからは「結局シュガーマンはこの本で何を伝えたかったわけ?」という部分を解説していきたいと思います。
「シュガーマンのマーケティング30の法則」の本質は?
「シュガーマンのマーケティング30の法則」の本質部分は、この3つの人間心理になります。
2. 人間は下手な失敗をしたくない。そしてそれを知られたくない
3. 人は感情でモノを買って論理で正当化する
それぞれ詳しく説明していきましょう。
1. 人間はみんな誰かに認められたい(人より優位に立ちたい)
この人間心理があるからこそ、とあるグループに所属したいという、「帰属欲求」が生まれます。
AppleのMacbookを持っている人ってスタイリッシュでオシャレというイメージがありますよね?
この「スタイリッシュでオシャレという集団の仲間入りがしたい!」という欲求が原動力となって、Macbookを買う人も少なくないということです。(これは何を隠そう、僕のことなんですけどね笑)
2. 人間は下手な失敗をしたくない。そしてそれを知られたくない
人間はモノを買うときに、自分の決断が間違うことを恐れています。
だから、モノを買う時は「私はこの商品をベストプライスで買っているだろうか?」という質問が頭の中をグルグル駆け巡っています。
この質問に対して、あなたは色んな角度から答えなければいけません。もし、答えることができなければ、お客さんは帰ってしまいます・・・
※この心理が働くからこそ、信頼できる人(権威がある人)からモノを買いたいと思うのです。
3. 人は感情でモノを買って論理で正当化する
この心理があるから、感情面を刺激するコピーと、論理的な理由を提示するコピーの両方が必要になります。
お客さんは、ベンツを買った理由を他人に説明するとき「周りに金持ちに見られたいから」なんて答えないはずです。
お客さんは、本能的な理由は胸の奥底にしまって、建前の理由を求めています。(もちろん初めは本能的な欲求も具体的に刺激しないと「欲しい!」とすら思ってもらうことはできませんが。。)
この記事で学んだこと
この記事では3つの「本質的な人間心理」を挙げましたが、覚えていますか?
セールスコピーライターは必ずこの3つを理解して、覚えておきましょう。(コピーライターじゃない人でも普段の生活で大いに役立つはずです。)
2. 人間は下手な失敗をしたくない。そしてそれを知られたくない
3. 人は感情でモノを買って論理で正当化する
この人間心理さえ理解できていれば、細かいテクニックはいくらでも自分で作ることができます。
冗談抜きで、30個以上のテクニックは軽く生み出すことができると思います。
ですので、まずはこの3つを抑えておきましょう。