今回の記事は、世界No1のマーケッターであるジェイエイブラハムが2001年に出版した書籍 !

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を翻訳した『新訳 ハイパワー・マーケティング』についての記事です。

この本は、2017年に新しく翻訳された不変のマーケティングバイブルです。

時系列に並べてみると、このようになります。

▼2001年:
ジェイ・エイブラハムが「Getting everything you can out of all you’ve got」を出版

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▼2004年:
上記の本を金森重樹さんが監修して「ハイパワーマーケティング」を出版

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▼2017年:
ジェイ・エイブラハムの「Getting everything you can out of all you’ve got」を小山竜央さんが監修して「新訳 ハイパワーマーケティング」を出版

「えっ? 翻訳元の本の出版年が2001年…古すぎて使えないでしょ…」と思っている、そこのアナタ…ちょっと待って下さい!!

この『ハイパワー・マーケティング』で書かれていることは、100年先まで使える、全く色あせないマーケティングの本質が語られているので心配無用です。

実際に、今回の『新版 ハイパワーマーケティング』出版されるまでは、2004年に出版された本がプレミア価格になっていましたし、この本のオーディオブックはなんと39,000円もします…Σ(゚Д゚)

つまりそのくらい価値があるものなんです。

この記事では、

  • こんな人は、絶対に読んでおけ!
  • 「新訳」と「旧訳」どっち買ったら良いの?
  • ハイパワーマーケティングの全体像/マインドマップ
  • といった内容を熱く語っていきます。それでは見て行きましょう。

    こんな人は「ハイパワーマーケティング」は買って損はしない!

    ビジネスをするすべての人にハイパワーマーケティングはオススメできます。しかし、そんな中でも、こんな人には是非読んで頂きたいです。

  • 自分でビジネスをやっている人、興味を持っている人
  • 起業をしようと密かに企んでいる人
  • 世の中のマーケティングに関わっている人
  • セールスライター・コピーライター
  • この本を初めて読んだとき、頭を鈍器で殴られたときのような衝撃がありました。

    なんだ、この本は…。ビジネスという荒波を航海するために欠かせない”超正確なコンパス”みたいだ!」と感動したことをハッキリ覚えています。

    ぶっちゃけ、この本をちゃんと理解するだけで、世の中の8割の広告代理店の人よりもマーケティングを大枠で理解できているはずです。

    なぜなら、広告代理店は自分の得意分野ではスペシャリストですが、ビジネスを大枠で捉えることができるような人はほんの一握りしかいないからです。

    実際に、僕はもともと『Web広告の代理店』に勤めていたのですが、ハイパワーマーケティングは知らなかったですし、「DRM」も全然詳しくありませんでした。(今考えると無知で恥ずかしいですが・・・)

    そして、僕はこの本を読んだときに、「小手先ばっかりでマーケティングをしようとしていたな…」と反省しました。

    (※もちろん細かい専門分野は広告代理店に任せるのも良いと思いますが、会社全体の舵は経営陣が離さずにしっかりと持っておくべきだと、僕は思います。)

    ですから…
    起業している人や、マーケティング、コピーライティングに関わる人には特におすすめの本です。

    ちなみに、この本は日本だけではなく海外のコピーライター達もこぞってオススメしています。

    ”メンターのメンター”と言われている、リッチシェフレンなんかも、この「ハイパワーマーケティング」を参考にDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)業界でメキメキのし上がってきました。

    このハイパワーマーケティングという正確なコンパスがあれば、変化が激しいビジネスの荒波も乗り越えられることでしょう。

    ハイパワー・マーケティングは「新訳」と「旧訳」どっちを買ったら良いの?

    僕は「新訳」と「旧訳」どちらも読みましたが、結論からいうと、「新訳」をオススメします。

    「新訳」ハイパワーマーケティングをオススメする理由
    1. 蛇足な事例、回りくどい説明がカットされているから

    2. 各章の最後にアクションプランが記載されているから

    それぞれ詳しく説明していきましょう。

    1. 蛇足な事例、回りくどい説明がカットされているから

    旧訳ハイパワー・マーケティング(金森重樹著)は、全部で334ページですが、新訳ハイパワーマーケティングは全304ページと少しスリムになっています。

    旧訳ではダラダラと説明していたところも、新訳では箇条書きにして解説されていたりして、好感が持てました。

    正直、「旧訳」のハイパワーマーケティングには「この説明必要かな・・・笑」というものがはありましたが、「新訳 ハイパワーマーケティング」ではそういった部分は見られませんでした。(もちろん大事な部分は削らずにしっかりと説明していました。)

    2. 各章の最後にアクションプランが記載されているから

    新訳では、基本的に各章の最後にアクションプランがくっついているので便利でした。

    本を読む中で、
    ほうほう、なるほど〜。これは大事だな」と思っても、アクションに落とし込まなければ1ミリも意味がありません・・・

    そんなときに活躍してくれるのが、この”アクションプラン”です。

    旧訳でも一応アクションプランはあるんですよ。

    でも、「アクションプランはこれですよ」と明記していないし、段落の間に紛れ込んでいたりするので、探すのに一苦労します。

    ですので、どっちも持っていない人は新訳を買うことをオススメします。

    新訳ハイパワーマーケティングの全体像まとめ

    ハイパワーマーケティングの最初にも書いてある通り、売上を上げる方法はシンプルです。

    その方法とはこの3つです。

    言われてみれば「そりゃそうだよな」と思うと思います。

    そして、この売上を上げる「3つの法則」を5つに細かく分類するとこのようになります。

    ハイパワー・マーケティングを読むときは、「今、読んでいるところは、これらの5つのうち、どの部分を改善するために行っているか?」ということを意識するだけで、吸収できる量が2倍、3倍にもなるはずです。

    (実際はこれらの売上5原則はそれぞれ孤立しているものではなく、密接に関わり合って絡み合っているので、きっちりと分離することは難しいですが…)

    今回、この本のマインドマップを作ってみたので気になる人はチェックしてみてください。

    新訳 ハイパワーマーケティングはこちら↓