どうも、草場です。
今回の記事では「Web集客方法」について、気合いを入れて書きました。
僕は色んな企業の「Web集客」をお手伝いさせてもらっていますが、多くの方が、
といった印象を初めは持っていました。
そんなWeb集客アレルギーで苦しんでいる人を、一人でも多く救いたいなと思い、今回かなり詳しく「Web集客」についてまとめました。
長い記事になりますが、これを読んでいただければ、
こういったことがクリアになるはずです。
Web業界には、変な集客コンサルタントも少なくないので、そういった人たちに騙されないためにも、是非読んでみてください。
■目次
Web集客とは「インフラ」である。
Web集客とは、Webを使って、見込み客を自分のサイトに連れてくることを指します。
ビジネスをやっている方なら、「見込み客を集めることの大切さ」は、痛いほど理解していると思います。
だって、いくら良いサービスをもっていたとしても、そのサービスを知ってもらうことができなければ、ビジネスにならないですもんね。
100人中100人が美味しいと感動して、100人みんながリピーターになるような驚異のラーメン屋です。
そんなラーメン屋だったとしても、お店の場所が、道が全く舗装されていない「森の中」にあったらどうなるでしょう?
そもそも誰も通らない場所にあるので、当然ですがお客さんもゼロです。
Web集客を全くしていないサービスは、まさにこの状態と同じです。
「じゃあ、どうしたらよいのか?」というと、自分の店まで道路を作ったり、ガタガタ道を舗装したり、店の前や道路脇に看板を立てたりする必要があります。
この道路を作ったり、看板を立てたりする「インフラ工事」が、ビジネスでいう「Web集客」にあたります。
お店があっても道や看板が無ければ、お客さんが来ないのと同じように、ビジネスをやっていてもWeb集客を全くしなければビジネスを拡大させることは難しいです。
ですので、ビジネスをやっているならWeb集客は外せないポイントです。
「じゃあ、どんなWeb集客をするべきなのか?」については、後ほど詳しく話していきますね。
なぜWeb集客をすべきか?
なぜWeb集客をすべきかというと、主にこの3つの理由が挙げられます。
それぞれ詳しく説明していきましょう。
1. レバレッジが効く
Web集客をすべき1つ目の理由は「レバレッジが効くから」です。
「Webページ」は「営業マン」と同じ役割を果たします。
しかも、この「Webページの営業マン」には労働基準法なんてものは無いので、24時間ずっとセールスをし続けてくれるんです。
なので、良いWebページを作りアクセスを集めることができれば、あなたが寝ていても勝手にモノが売れていくことも可能になります。
つまり、1の労力で、10とか100のリターンを得ることができるんです。
(※効果が高いWebページを作りたければ「効果の高いランディングページを作る5つのコツ(現在作成中!)」という記事に、成約率を上げるための極意を書いてあるので、是非参考にしてみてください。)
2. 狙い撃ちができる
Web集客をすべき2つ目の理由は「狙い撃ちができるから」です。
Web集客では以下のように、本当にいろんなターゲティングができます。(※ターゲティングとは、どんな属性の見込み客にアプローチするかターゲットを定めることです。)
このように、あなたのサービスに興味がある人をピンポイントで集めることができるのが、Web集客の良いところです。
例えば、池袋でヨガ教室をやっている方なら、「池袋 ヨガ教室」というキーワードで検索してきた人だけに、自分のWebページの広告を表示させることもできちゃいます。
これはインターネットが登場する前では考えられませんでした。
インターネットが登場する前は、テレビCM、新聞広告、折込チラシ、チラシのポスティングなどで集客するのが一般的でしたが、これらの手法では細かいターゲティングができませんでした。
不特定多数に広告を出稿するので、膨大な広告費がかかっていしまいますし、費用対効果が悪くなってしまうケースが非常に多かったんです。
しかし、Web集客ではターゲットを狙い撃ちすることができるので、少ない広告費だったとしても効果が十分見込むことができます。
3. 費用対効果が高めていくことができる
Web集客をすべき3つ目の理由は「費用対効果が高めていくことができるから」です。
「Web集客」は、ほぼすべてのデータを出すことができるので、「オフラインの集客」と違い、確実に費用対効果を高めていくことができます。
例えば、Web集客を実践すると、
といったデータを見ることができます。
ですので、そのデータを元に仮説・検証を繰り返していき、改善していくことができるんです。
もちろん「オフラインの集客」でも、ある程度はデータを集計して改善していくことができますが、「Web集客」だとさらに細かくデータ分析できるので、改善するための施策をたくさん打つことができます。
Web集客のメリット・デメリット
ここからはWeb集客のメリット・デメリットについて解説していきます。
Web集客のメリットのメリットについては先ほど話したように、
が挙げられます。
一方、Web集客のデメリットは、この2つが挙げられます。
デメリットについて、それぞれ詳しく説明していきましょう。
デメリット1: 専門的な知識が必要
Web集客のデメリットの1つ目は「専門的な知識が必要」です。
先ほど話したように、Web集客を行う際は、「仮説・検証を繰り返し、費用対効果を高めていく」ということが欠かせないので、ものによっては専門知識が必要になってきます。
例えば、ブログを書いたり、SNSに投稿したりする作業は簡単にできます。
しかしブログを書くといっても、効果的に集客するためには「SEO(検索エンジン最適化)」を理解しておかなければいけません。
SEOとは「検索エンジン最適化」と言われております。簡単にいうと「あるキーワードで検索されたときに、検索結果の上位に表示させるための施策のこと」です。
また、リスティング広告やFacebook広告を運用する場合は、さらに専門的な知識が必要になってきます。
このようにWeb集客を実施する場合は、専門的な知識が色々と必要になってきます。
デメリット2:労力やお金が掛かる
Web集客のデメリットの2つ目は「労力やお金が掛かる」です。
ぶっちゃけ集客をしようとしたら、オンライン・オフライン問わず「労力」もしくは「お金」が掛かります。
基本的にお金をかけると、時間や労力を短縮することができます。
ですので、「お金をかけるか?」 、「時間と労力をかけるか?」に関しては、今のあなたのビジネスモデルや許容獲得単価(1人購入してもらうためにいくらまで広告費をかけることができるか?)」によって変わってくるはずです。
ですので、Web集客する場合は、「許容獲得単価(1人購入してもらうのに、最大いくらまで広告費をかけられるか?)」をあらかじめ算出しておきましょう。
この「許容獲得単価」を算出しておくことで、実施したWeb集客施策を続けるべきか、止めるべきか判断がすることができます。
もし算出した「許容獲得単価(1人購入してくれるのにいくらまで広告費をかけられるか?)」があまりにも低い金額の場合は、そもそもお金をかけてWeb集客するのは向いていません。
その場合は、無料でできるWeb集客施策もあるので、まずはそちらに取り組むのが良いでしょう。
Web集客の流れとは?
Web集客の大枠はこのような図になります。
例えば、「Web広告」を使って集客したとしましょう。
そうすると広告の誘導率は10%(100人/1,000回表示)となります。
ここの誘導率が低すぎる場合は、
といった可能性が考えられます。
(実際は誘導する「広告文」や「広告画像」なども関係していますが、細かく説明すると分かりにくくなるのであえて省略します)
もし、この購入率が低すぎるということは、「広告はクリックされて、サイトには人が来ているのに購入されない…」ということなので、考えられる原因としては、
といったことが考えらます。
ターゲットがズレているなら、ターゲティング(狙うべき人)を修正していく必要がありますし、サイト上の購入率(コンバージョン率)が低い場合は、サイトも改善していく必要があります。
このように、Web集客は、集めてからが勝負なんです。
実際にユーザーを集めていき、そのデータをもとに仮説検証していくことが、Web集客の肝になってきます。
ですので、最低でも「どのくらい費用をかけて、どのくらいのリターンが返ってきたか」という費用対効果は計算できるようにしておきましょう。
ちなみに「誘導率や購入率は何%が良いんですか?」ということをよく聞かれますが、これは業種・業界・ビジネスモデル・集客方法によって本当に様々です。
なので、ひとまず「あなたのビジネスがその誘導率、購入率で成り立つのであればOK」と考えてもらって良いです。
Web集客をする上で超重要な考え方
Web集客をする上で超重要になってくる「見込み客の意識レベル」という考え方を紹介します。
この「見込み客の意識レベル」は何段階かあるのですが、今回はこの3段階を理解してもらえば問題ありません。
見込み客の意識レベル | 人数 | 成約率 |
---|---|---|
1. 今すぐ客 | かなり少ない(見込み客の1%程度) | 高い |
2. お悩み客 | 普通(見込み客の9%程度) | 比較的高い |
3. そのうち客 | 多い(見込み客の90%程度) | 低い |
図解すると下記のようになります。
それぞれ詳しく説明していきましょう。
1. 今すぐ客(見込み客の1%程度)
「今すぐ客」は今すぐにあなたの商品やサービスを買いたいと思っている見込み客です。
「ライザップ 金額」といったキーワードを検索するユーザーは、ライザップにとっての「今すぐ客」になります。
当たり前ですが、この「今すぐ客」にアプローチするのが一番即効性があります。
なぜなら、「砂漠で喉が乾いている人」の目の前で水を売っているの同じで、今すぐにでも商品を買って悩みを解決したいと考えているからです。
ただ、ここだけにアプローチするだけだと、集客する母数がかなり少なくなるので、これから紹介する「お悩み客」「そのうち客」にもアプローチしていく必要があります。
(予算が限られている場合は「今すぐ客」だけにアプローチする場合もあります。)
2. お悩み客(見込み客の9%程度)
「お悩み客」は”欲しい結果”は知っているけど、それを叶えられる商品を知らない見込み客です。
痩せたいと思っている見込み客なら「確実に痩せる 方法」「脚やせ 方法 おすすめ」といったキーワードで検索するユーザーが「お悩み客」に当てはまります。
Web集客をする場合、この「お悩み客」にアプローチするのはで効果的です。
なぜなら悩んでいるユーザーなので、サイト上で「あなたの悩みを解決できますよ!」とちゃんと伝えることができれば、あなたのサービスを買ってくれる可能性が高いからです。
しかし、効果的なアプローチ手法ですので、当然ですがライバル企業も必死で「お悩み客」を集客しようとしています。
ですので、リスティング広告を実施するとしても1クリックの金額が高くなったり、SEOでアプローチしようとしても難易度が高かったりするケースも少なくありません。
そういった場合は、その手前の「そのうち客」を育てて、「今すぐ客」にするという戦略も視野にいれましょう。
最近は「今すぐ客」「お悩み客」を刈り取るだけでなく、その手前の「そのうち客」を育てて、「今すぐ客」にすることを行っている企業も増えてきました。
この手法はパナソニックも行っており、僕もまんまと「そのうち客」→「お悩み客」に育てられました。笑
「Panasonic ふだんプレミアム」というパナソニックのアカウントがあるのですが、ここではゴリゴリ刈り取りを行っていません。
こんな感じで、「上質な暮らし」というコンセプトに沿ってオシャレな写真などがたくさんアップされています。
レシピなども紹介されており、「美味しそうだな〜」と思って見ていると、コメント部分に「手作りドレッシングの余りはパナソニックの冷蔵庫で保存すると日持ちしますよ〜」といった文章がサラッと書いてありました。
実際、僕は冷蔵庫は1ミリも欲しくありませんでしたが、この投稿を見て、
と無意識的に考えていました。
ようするに僕の頭の中で、「オシャレで上質な暮らし」と「パナソニック」が知らぬ間にリンクしていたのです。
このように今の広告戦略の特徴としては、お悩み客よりも手前のユーザーを育てるということが挙げられます。
ただ、この手法を行う場合は広告費や、最終的な目標販売個数によっても変わってきます。
なぜなら基本的に「そのうち客」を育てていくとなった場合、「今すぐ客」や「お悩み客」をピンポイントで狙うよりも、広告費は増えますし労力もかかってくるからです。
3. そのうち客(見込み客の90%程度)
「そのうち客」は問題があることは分かっているけど、その解決方法を知らない見込み客です。
もしあなたがダイエットの商材を販売しているなら、「26歳 男 平均体重」「肥満 健康に悪い」といった検索ワードで検索するユーザーは「そのうち客」にあたります。
問題があることには気付いているけど、「まあ、いいっか」と思っているようなユーザーです。(漠然と悩んでいるけど、とくに重要だと思っていないユーザー)
先ほども紹介したように、資金に余裕があって、数をたくさん獲得していきたいとなった場合は、この「そのうち客」までアプローチするのはよい戦略でしょう。
「見込み客の意識レベル」のまとめ
繰り返しになりますが、「見込み客の意識レベル」をまとめるとこのようになります。
見込み客の意識レベル | 人数 | 成約率 |
---|---|---|
1. 今すぐ客 | かなり少ない(見込み客の1%程度) | 高い |
2. お悩み客 | 普通(見込み客の9%程度) | 比較的高い |
3. そのうち客 | 多い(見込み客の90%程度) | 低い |
ビジネスモデルや目標数によって攻め方は変わってきますが、Web集客する場合は「1. 今すぐ客」「2. お悩み客」を優先的に狙っていき、予算や労力がかけられるのなら「3. そのうち客」を育てていって刈り取るといった手法に取り組むのがよいでしょう。
まずはじめに「1. 今すぐ客」「2. お悩み客」にアプローチする理由は、すでにあなたの商品やサービスを求めていたり、あなたのサービスをアピールすれば買ってくれる可能性が高いユーザーだからです。
ですので、すぐに効果を出したいのであれば、「1. 今すぐ客」「2. お悩み客」に向けた集客戦略を実施するのが良いでしょう。
そして、今、紹介した「3つに意識レベル」を踏まえると、これから紹介していくWeb集客手法をかなり深く理解することができるはずです。
おまたせしました!
いよいよWeb集客の方法について解説していきます。
Web集客の王道の10パターンを一挙紹介!
これからWeb集客の王道パターンを一挙に紹介していきます。
…と、その前にWeb集客手法をマッピングした、こちらの図を見て下さい。
ちょっと一枚の図に収めるのが難しくてゴチャっとしてしまいましたが、あまり気にしないでください!
こちらの図の見方を説明していきますね。
指標 | 説明 |
---|---|
横軸 | 左は「そのうち客(潜在層)」、右は「今すぐ客(顕在層)」にアプローチできる手法になります。 |
縦軸 | その集客施策を実施するときの「難易度・専門性」 |
赤色 | 広告費などのお金がかかるWeb集客手法 |
青色 | 無料でできるweb集客手法 |
ザッとこちらの図を目に入れてもらったら、ここからそれぞれの手法について詳しく解説していきます。
(「おすすめの運用方法」を書いていますが、やっぱりそのビジネスモデルによってベストのアプローチは変わってくるので、あくまで王道的な運用方法と考えていただければと思います。)
リスティング広告
リスティング広告とは、GoogleとYahooの検索エンジンを利用した広告のことです。
「リスティング広告」と一口に言っても色んな出稿方法がありますが、今回は「検索広告」「ディスプレイ広告」について解説していきます。
これまでリスティング広告について色々と説明してきましたが、リスティング広告を行う場合、まずは『検索広告+ディスプレイ広告(リマーケティング広告)』から手を付けるのが手堅い手法になります。
ちなみに、このリマーケティング広告はリスティング広告だけにある機能ではありません。
のちほど詳しく解説していきますが、SNS広告(Facebook広告)やDSPなどの他の媒体でもリマーケティング広告を利用することができます。
SNS広告(Facebook広告、Instagram広告、Twitter広告)
SNS広告とは、Facebookなどのソーシャルメディアを利用した広告のことです。
「SNS広告」といっても、様々なものがありますが、代表的なものとして「Facebook広告」「Instagram広告」「Twitter広告」が挙げられます。
それぞれの媒体によって相性が良い悪いなどがあるので、詳しく解説していきます。
アフィリエイターに依頼
アフィリエイター(媒体運営者(個人であることが多い))に商品やサービスを売ってもらう手法になります。
アフィリエイターに依頼する場合は、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)を通して依頼する形になります。
ASPとは、上記の図のように、アフィリエイターと企業を繋ぐパイプ役の役目を果たしており、ASPによって初期費用・月額費用などが変わってきます。
日本の有名所のASPとしては下記の5つが挙げられます。
このようにASPによって得意ジャンルが違っているので、あなたの商材にマッチしたASPを選ぶようにしましょう。
もし迷ったら、日本最大級にASPである「A8.net」に問合せてみるのが良いでしょう。
なぜなら「A8.net」はアフィリエイターを多く抱えているため、自分の案件がアフィリエイターに紹介される可能性が高くなるからです。
しかし一方で、「費用が高い」というデメリットがあります。
「A8.net」は、最低契約期間が6ヶ月となっており、初期費用+月額費用を初月に支払わなければいけないので、いきなり30万円近い金額がかかってしまいます。
ですので、スモールビジネスをやっている方にとっては、あまりオススメできる手法ではありません。
また、アフィリエイト広告は『成果報酬型』なので、一見良いWeb集客方法に見えますが、全くアフィリエイターに動いてもらえない場合は、月額費用だけ無駄にかかってしまうので「諸刃の剣」です。
アフィリエイト広告を使う場合、「いかにアフィリエイター達に動いてもらえるか?」という部分が肝になってきます。
ですので、アフィリエイト広告に取り組む際には、必ずASPで、
という部分に目を通してください。
ライバル企業がアフィリエイト広告に取り組んでいるということは、アフィリエイト広告で費用対効果が合っている可能性が高いです。
そして、さらに「ライバル企業の報酬額」をチェックして、そのライバル企業よりも「高単価の報酬」が出せる場合は、参入を検討してみるのも良いでしょう。
というのもアフィリエイターの立場からすると、当然ですが「報酬単価が高く」「成果が出やすい案件」を紹介するからです。
アフィリエイターは基本的に稼ぐために案件を紹介するので、商品単価が低く、知名度が低い商品はなかなか紹介してもらうことができないでしょう。
それは、アフィリエイトの報酬単価を一時的に釣り上げるという手法です。
まずはじめに報酬金額を高くすることで、アフィリエイターに記事を書いてもらいます。
ある程度アフィリエイターが動いてくれたら、報酬単価を元の金額に引き下げると、紹介してくれるアフィリエイターの数は据え置きで、報酬金額をへらすことができます。
ただし…節度を守らないとアフィリエイター達の信頼が無くなるので気を付けましょう。
DSP
DSPとは簡単に説明すると、「GoogleやYahooが持っていない広告枠に広告を載せることができますよ〜」ってサービスです。
先ほど紹介したように、GoogleやYahooはたくさんのディスプレイネットワークの枠を持っています。
「このディスプレイネットワークの枠だけじゃ足りなく、もっと配信ボリュームを引き上げたい」というケースにDSPを利用します。
このDSPは個人で運用できないので、代理店にお願いする形になります。
そして、利用する場合の最低広告予算はDSPの種類によっても変わってきますが、50万〜というケースが多いので、スモールビジネスの方はこのWeb集客施策はスルーして貰って結構です。
まずはGoogleとYahooのリスティング広告(ディスプレイネットワーク)で広告を運用してみて、「費用対効果」が釣り合うのであれば、母数を増やすためにDSPを使うという流れが良いでしょう。
SEO(オウンドメディア・ブログ)
SEOを意識して、オウンドメディア(自社メディア)やブログを作ることができれば、無料で質の高い見込み客を集めることができます。
SEO対策とは「あるキーワードで検索されたときに、検索結果の上位に表示させるための施策のこと」です。
SEOのメリットは、何と言っても無料でできることです。
SEO対策が上手くいけば、無料で良質の見込み客を集め続けることが可能になります。
僕のビジネスパートナーにもブログとオウンドメディアで集客をして、広告費を1円もかけずに、毎月数百万円の売上が立つ仕組みを持っている人が数人います。
SEOのデメリットとしては、「今すぐ客」や「お悩み客」が検索してくるキーワードは競合サイトも力を入れているので、上位表示が難しくなるという点が挙げられます。そして、無料でできるかわりに、労力が掛かるという点もデメリットとして挙げられます。
ただ、そういったデメリットを差し引いても、スモールビジネスをやっているなら、かなり有効な手段と言えます。(実際に僕もブログで記事を書いて、このようにあなたに読まれていますしね!)
なぜなら、SEOを意識したメディア(ブログ)は色んなWeb集客のハブ(プラットホーム)として機能するからです。
例えばこんなイメージです。
こんな感じで、色んなWeb集客を張り巡らして、そのプラットフォームとしてブログにアクセスを集めれば、効果的にあなたのサービスのことを知ってもらうことができます。
YouTubeに動画をアップ
こちらは「Youtube広告」ではなく、普通にYoutubeに動画をアップして集客する手法になります。
Youtubeも割と取り組みやすい集客方法ですが、YouTube単体で集客を考えないことがポイントになります。
先ほども紹介したように、ブログやオウンドメディア、自社のWebサイトに誘導するようにしましょう。
具体的に説明すると、動画の最後や、説明欄で、
といった感じで、ページへの導線を作りましょう。
また、YouTubeで話している内容を書き起こしして、その内容をSEOのルールに従ってリライトすれば、ブログやオウンドメディアの記事を増やすことだってできちゃいます。
このようにブログと組み合わせることで縦横無尽にWeb集客の仕組みを構築することができるんです。
ちなみに、お金がかかりますが、有名なYoutuberとタイアップするという手段もありますね。
今は「ヒカキン」などのYoutuberの影響力も凄まじいものになっていますよね。
そういったYoutuberとタイアップして商品を紹介してもらうWeb集客もありますが、実際にやってみないと費用対効果が分からないので、中々手が出しづらい手法ですね。。
その他(ホワイトペーパー・プレスリリース・純広告)
その他の手法としては、ホワイトペーパー・プレスリリース・純広告などが挙げられます。
これらの手法は、結論からいうとあまりオススメできないので、この項目はスルーしていただいても構いません。
ただ、念の為、説明していきますね。
SNS投稿(Facebook/Instagram/Twitter)
このSNS投稿は簡単で、誰でもできることなので、実践していない場合は、必ず行うようにしましょう。
検索エンジン経由のアクセスは長く安定的ですが、SNS経由のアクセスは日持ちが悪いです。数日経てば、新しい投稿に埋もれてしまい、同じ投稿はもう二度と見られることは無いと考えておきましょう。
ですので、SNS投稿を行うときは、この2点を押さえましょう。
詳しく説明していきます。
まず定期的に投稿し続けることが重要なので、ブログなどで記事をアップしたときは、最低でもFacebook、Twitterでシェアするようにしましょう。
また、アクセスの旬が過ぎるのが早いので、ブログや自社サイトへの導線を作り、メルマガ登録やブックマークしてもらうようにしましょう。
もし仮にメルマガに登録してもらうことができれば、こちらから能動的にアプローチすることができるので、ビジネスを加速させることができます。
結局どのWeb集客が良いの?
ここまで、色々とWeb集客の手法について話してきましたが、あなたが聞きたいことは、「で、結局、どの集客手法がオススメなの?」という部分ですよね?
ですので、ここからは僕がオススメする集客手法を紹介していきます。
多くの業種業界でおすすめできるWeb集客方法とは?
基本的にどの業種業界でも
はオススメできます。
理由としては、この2つのWeb集客を組み合わせることで、SEO経由のアクセスが増やせるのはもちろんですが、集客のハブ(プラットホーム)として有効に機能するからです。
先ほどもお伝えしたように、このようにSNS投稿(Facebook/Instagram/Twitter)から、ブログにアクセスを誘導することでビジネスの幅をグンッと広げることができるんです。
例えば、ブログに来たユーザーに対して、リマーケティング広告で追いかけることもできますし、ブログからメルマガ登録してもらうことができれば、好きな時にこちらからセールスすることだってできます。
ですので、
は、必須で運用するようにしましょう。
おすすめWeb集客方法(すぐにコンバージョン(購入・登録)を獲得したいとき)
→リスティング広告(検索広告+リマーケティング広告)で運用
すぐにコンバージョン(購入・登録)を獲得したい場合は、「今すぐ客・お悩み客」に対してアプローチするのが効果的です。
ですので、リスティング広告でLP(ランディングページ)に誘導して、「今すぐ客・お悩み客」を刈り取るようにしましょう。
また、刈り取り損ねたターゲットはリマーケティング広告で、再度アプローチするのが良いでしょう。
おすすめWeb集客方法((リスト(メルマガ読者)を獲得したいとき)
→Facebook広告の類似オーディエンスで運用
リスト(メルマガ読者)を獲得する場合は、「購入者リスト」、もしくは「すでにメルマガに登録しているリスト」と似た属性のターゲットに広告を出稿することができるので、Facebook広告がおすすめです。
また、リスティング広告に比べてクリック単価(1クリックの金額)が安くなる傾向があります。
もちろん、最終的にはクリック単価だけでなく、費用対効果が合っているかどうかを見ていく必要があります。
しかし、ある程度、成約率が担保できるのであれば、リスティング広告に比べ1クリックの金額を安く抑えやすいFacebook広告で運用するのが良いでしょう。
あなたのビジネスにとって一番良いWeb集客方法は?
今回の記事では、Web集客方法について解説してきましたが、あなたのビジネスにとってベストなWeb集客方法は変わってきます。
なぜなら、「ビジネスモデル」や「市場(マーケット)」などによって、アプローチ方法が若干変わってくるからです。
もし仮に代理店にお願いする場合は、こちらの「集客代行会社で失敗しないための5つのチェックポイントとは?」という記事を読んでからの方が良いでしょう。
また、僕もコピーライティングが分かるWeb集客コンサルタントとして活動しているので、僕に相談してもらってもかまいません(←宣伝です!笑)
最近はいろんな方から相談を受けているので、返事が遅くなってしまうかもしれませんが、頂いたメールに対してはすべて返信しているので、是非ご連絡ください。