どうも、集客コピーライターの草場です。今回は「SEO対策とは/その意味とGoogleで1位を取るための方法!」というテーマでお話していきます。
さて、今回は2019年時点での最新の「SEO対策」についてお話していきます。
SEO対策の方法は、時代によって変わっていきていますが、本質的な部分を押さえておけば、変にビクビクする必要はありません。
この記事を読むことで、SEOの本質が理解できることはもちろんですが、5年後、10年後もアクセスを集め続けるサイトを作ることができるでしょう。
この記事ではSEO対策について全く知識がない人も理解できるように丁寧に書いてあるので、もしあなたが「今すぐSEO対策の具体的な手法が知りたい!」と思っているなら、下記の目次の「7. SEO対策の基本3:今すぐ出来るSEOテクニック6選」をクリックして、そこから読み進めてみてください。
前置きはこの辺にして、さっそく内容に入っていきましょう。
■目次
SEO対策とは?SEOの基本を3分で理解!
SEO対策の基本の「き」について3分で解説していきます。
SEO対策とは?まずは基本を押さえよう!
SEO対策(Search Engine Optimization)とは、GoogleやYahooで検索されたときに、上位に表示させるための対策のことです。
SEO対策は「検索エンジン最適化」とも言われていますね。
検索結果の上位に自分のサイトを表示させる手段としては、「SEO」と「リスティング広告」の2つがあります。「SEO」は無料で行うことができますが、「リスティング広告」はお金を払って上位に表示しているので、1クリックごとに広告費がかかってきます
そして検索結果画面には「SEO」で表示される領域と、「リスティング広告」で表示される領域が別れており、以下のようにリスティング広告の場合は「広告」という文字が小さく書いてあります。
今回はSEO(青色の領域)で「いかに上位に自分のサイトを表示させるか?」ということについて解説していきます。
SEO対策をする意味は?
SEO対策をする意味は、ズバリ、良質なアクセスを無料でたくさん集めるためです。
良質なアクセスをたくさん集めることができれば、ビジネスを一気に拡大させることができます。
例えば、新宿で整体院をやっている人であれば、「新宿 整体院」というワードで検索されたときに、自社サイトが検索結果の1位に表示されていれば、それだけで大量の見込み客と接点を作ることができます。
ですので、どの企業も「見込み客が検索するであろうキーワード」に対して、1位を獲得しようと必死になっています。
以下の表は、Internet Marketing Ninjas社が2017年に調査した「掲載順位別のクリック率」についてのデータです。
検索順位 クリック率 1位 21.12% 2位 10.65% 3位 7.57% 4位 4.66% 5位 3.42% 6位 2.56% 7位 2.69% 8位 1.74% 9位 1.74% 10位 1.64%
Internet Marketing Ninjas blog
このデータによると、検索結果の1位に表示されれば、検索してくれた人の21%にサイトを見てもらることができます。
しかし10位に表示された場合、たったの1〜2%程度しかサイトに来てもらえません。
その差は、実に12倍以上です。
もし仮にSEOで上位表示したいと思っているキーワードの「月間検索ボリューム(月に検索される回数)」が1万回だった場合、
このように訪問数に圧倒的な差が生まれてしまいます。
これらは検索結果の1ページ目の話なので、2ページ目、3ページ目になると、さらにあなたのサイトに来てくれる人は少なくなります。
ようするに、多くのアクセスを安定的に集めるために、SEO対策はかなり有効な手段になるんです。
SEO対策をするメリット・デメリット
先ほどもチラッとお話しましたが、SEO対策をするメリットは、以下の3つが挙げられます。
「ブランディングに繋がるってどういうこと?」と思われたかもしれませんが、これは普段の生活を振り返ってみると、簡単に理解できるはずです。
ほとんどの人は、何かを検索したときに「上位に表示されているサイトほど良い記事が書かれているだろう!」と無意識的に思っていいます。
だって、検索したときに1ページ目をすっ飛ばして、いきなり2ページ、3ページを見ないですよね?
ようするに、上位に表示されるだけで「このサイトは信憑性が高いサイトなんだ」と思ってもらうことができるので、必然的にブランディングに繋がるんです。
一方で、SEO対策をするデメリットは、以下の2つが挙げられます。
SEOは、無料で良質なアクセスを集めることができるので、当然ライバルも力を入れてきます。そんな中、自分の記事を検索結果の上位に表示させるためには、どうしても多くの時間や労力がかかってしまいます。
もし仮に、SEO対策の基礎を押さえずに記事を量産してしまえば、あなたの労力とは裏腹に「全然アクセスが来ない…」なんてことになりかねません。
そうならないためにも、正しいSEO対策について知っておく必要があります。
そして、正しいSEO対策について理解するためには「SEOの歴史」を知る必要があります。なぜならSEOの歴史を知れば、100年先も変わらない「SEOの本質」について理解することができるからです。
SEOの歴史を知れば、これからのSEO対策が分かる
ここからはSEO対策の基本を理解するために、SEOの歴史を簡単に振り返っていきます。
そして、SEOの歴史を語る上で欠かせないのが「検索エンジン」です。検索エンジンとは、インターネット上で情報を検索するためのシステムのことです。
例えば、「新宿 ランチ」と検索したら、検索結果に新宿のレストランがたくさん出てきますよね?
このように、「ユーザーが欲しいと思っている情報」を正確に検索結果に表示させるのが、「検索エンジン」の役目です。
ただ、検索エンジンも初めから賢かったワケではありません……。ここからはSEOの歴史(検索エンジンの歴史)について時系列に沿って話していきます。
大まかな流れは、この6ステップになります。
- 検索エンジンの登場(1990年〜)
- 「フロリダ」アップデートの実行(2004年〜)
- 「パンダアップデート」の実行(2011年〜)
- 「ペンギンアップデート」の実行(2012年〜)
- スマホの重要性が上がる(2015年〜)
- これからのSEO対策の基本とは?
それぞれ詳しくみていきましょう。
1. 検索エンジンの登場(1990年〜)
1990年に検索エンジンが開発されましたが、当時の検索エンジンの精度はあまり高くありませんでした。
なぜなら、サイト内に「狙っているのキーワード」が多く含まれていれば、関連性が高いと認識して上位に表示していたからです。
これはどういうことかというと、例えば「新宿 整体院」というキーワードで上位表示させようとするとします。
そうした場合、サイトの中に「新宿 整体院」というワードが、
の2つがあった場合、後者の「100個含まれているサイト」の方が上位に表示されてしまっていました。
そして、この検索エンジンの弱点を発見した「ずる賢いビジネスマン」は、記事内にキーワードを無駄に詰め込み始めました。
テキストの色を背景と同じ白色にして、「新宿 整体院 新宿 整骨院 新宿 整体」というように狙っているキーワードの文字列をメチャクチャ盛り込むという手法が横行したのです。(通称:隠しテキスト)
このように検索エンジンを欺(あざむ)いて、小手先のテクニックでSEO対策することを「ブラックハットSEO」といいます。
これとは反対に、「コンテンツの質を上げて、ユーザーにとって価値のあるサイトにする」というように、真っ当にSEO対策することを「ホワイトハットSEO」といいます。
検索エンジンの歴史は、「ブラックハットSEO」と「Googleのアップデート」とのイタチごっこの歴史でした。
2. 「フロリダ」アップデートの実行(2004年〜)
2004年にGoogleは検索エンジンの評価基準をアップデートしました。(通称:フロリダアップデート)
というのも、先ほどお話したように「ブラックハットSEO」が横行している状態にGoogleが怒ったからです。
フロリダアップデートによって、不正な手法で検索上位を牛耳(ぎゅうじ)っていた多くのサイトにペナルティが課せられました。
その結果、不正な手段で上位表示していたサイト達は、一気に順位が落ちることになったのです。
3. 「パンダアップデート」の実行(2011年〜)
Googleが「フロリダ」アップデートを実行した後にも、新たなブラックハットSEOが生まれます。
例えば、記事数が多ければ多いほどSEO的に有利になっていたので、多くの人がこのロジックを利用して、
ということを行っていました。
こういった「質の低いゴミ記事」を大量に作って、上位表示しているサイトを規制するために行われたのが、「パンダアップデート」です。
2011年に実行された「パンダアップデート」により、重複コンテンツや、ユーザーにとって無価値なサイト達が次々と圏外に弾き飛ばされました。(Web業界ではかなり有名なアップデートです)
そして、Googleの逆襲はこれだけに留まりませんでした。
4. 「ペンギンアップデート」の実行(2012年〜)
2012年にもGoogleは検索エンジンの評価基準をアップデートしました。
ちょうどこの頃、流行っていたのが「被リンクをたくさん付ける」というやり方です。「被リンク」とは、他サイトや他のページからリンクを張ってもらうことを言います。
Googleの検索エンジンは「いろんなところで、紹介されているページは、ユーザーも求めている記事なんだろうな」と考えていたので、そのページを上位に表示する傾向がありました。
ですので、昔のSEO会社は被リンクを「上位表示させたい記事」に大量に貼り付けていたんです。
しかし、不正に検索上位を上げる裏技が横行している状況にGoogleは怒って、質の低いサイトから大量に被リンクを貰っているサイトを検索結果の圏外にはじき出しました。(通称:ペンギンアップデート)
5. スマホの重要性が上がる(2015年〜)
アップデートも定期的に行われていましたが、2015年頃からスマートフォンでの表示がSEOに大きく関わってくるようになりました。
なぜなら、ちょうどこの頃からスマホが爆発的に普及していったからです。
なので、例えば、
といったことが、SEOの要素に関わってくるようになったのです。
「自分のサイトはスマホに最適化しているんだろうか?」と疑問に思ったなら今すぐに以下の2つのテストを行ってみてください。
※どちらも無料で調べることができますし、改善ポイントなども詳しく書いてあるので、SEO対策の一貫としてチェックしてください。
6. これからのSEO対策の基本とは?
SEO対策に関して、これまでは「外部要因(被リンク、ドメインの年数、記事の数)」の影響の方が大きかったのですが、最近はガラッと方針が変わって「内部要因(コンテンツの質)」の影響が大きくなってきました。
実際にどのジャンルでもそうですが、記事数が10〜30記事と少ないのにも関わらず、ビックワードで上位表示されているケースが増えています。
ようするに小手先の技術うんぬんよりも、「コンテンツの質」で勝負する時代がやってきました。(まともにSEOに取り組む方にとっては朗報ですね!)
ですので、これからは、
こういった記事が上位表示されやすくなってくるでしょう。
SEO対策をする上で最も大事なこととは?
さて、ここからは「SEO対策」をする上でめちゃくちゃ重要になことを解説していきます。
ここでは「SEO対策 = Google対策」と考えてもらってOKです。
なぜなら、YahooはGoogleと同じ「検索エンジンのアルゴリズム(評価基準)」を導入しているからです。ようするに、Googleで上位表示されれば、Yahooでも上位表示されるということです。
そして、日本で使われている「検索エンジン」のシェアは、
Yahoo :25%
となっているため、Googleのアルゴリズムにしっかりと合わせてSEO対策をすれば、日本人が使う92%の検索エンジンでSEO対策できることになります。
つまり、「Google対策」を行うことが「SEO対策」することに繋がることになるのです。
Googleから好かれるサイトを作っていくことがSEO対策のカギとなってくるので、まずはGoogleがどんな考えを持っているのか紹介していきますね。
Googleが最重要視する3つの評価基準とは?
Googleのガイドラインによると、SEO対策をする上で、以下の3つが大事になってきます。
Googleが最重要視する3つの評価基準
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
googleの検索品質評価ガイドラインより
それぞれを簡単に説明しますね。
「①専門性」は、専門知識を持っている人、その道に詳しい人のコンテンツが評価されます。
ちなみに「エキスパート=プロ」ではありません。例えプロじゃなかったとしても、十分、専門知識をもっている人のコンテンツは評価されるようになっています。
「②権威性」は、その分野に関して有名な人(権威を持っている人)だと判断された人のコンテンツは、評価されやすいということです。
「③信頼性」は専門家の推薦があったり、専門家のサイトから被リンクを貰っているコンテンツは、Googleに評価されやすいということです。
これはリアルの人間関係でも同じことが言えますよね?
例えば、イチローが「この高校球児は凄い!」と褒めちぎれば、僕たちも「その高校球児は凄いはずだ!」と評価するはずです。
Googleもコレと同じで、権威がある人や専門家から被リンクを貰っているサイトの場合、高い評価をしてくれる傾向があります。
この3つをまとめると、「ユーザーにとって、信憑性があって信頼できるページは上位に表示しますよ!」ということになります。
Googleが掲げる10の事実
Googleが掲げている10の真実というものがあります。
こちらを読むことで、「Googleと好かれるサイトはどんなサイトか?」ということが理解することができるようになるでしょう。
Googleが掲げる10の事実
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能します。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
一番大事なことは1つ目にもあるように、ユーザー目線になることです。
先ほどもお伝えしましたが、これからのSEOはいかにユーザーの為を思ってコンテンツを作るか? ということが重要になってきます。
じゃあ、なんでGoogleはこんなにユーザーファーストにこだわっているのでしょうか?
その答えは簡単です。
なぜならGoogleは「できるだけ沢山の人にGoogleの検索エンジンを使ってほしいから」です。
これはどういうことかというと、「Google」を利用するユーザーが多ければ多いほど、Googleに広告を出す企業が増えます。
そして、あまり知られていませんが、Googleの収益のなんと9割以上が広告収入になっています。なのでGoogleを使うユーザーがいなくなれば、必然的に広告収入が無くなるので、倒産危機に陥ってしまうんです。
もし仮に、Googleで「新宿 ラーメン オススメ」って調べたときに、検索結果に全く関係のない「家具屋」とかが表示されたら、誰もGoogleを使いたくないですよね?
このように「ユーザーがGoogleを使わなくなる=会社が倒産」という計算式があるため、Googleいつの時代も一貫して「ユーザーが求めているコンテンツ」を上位に表示しよう全力を尽くしているんです。
SEO対策において欠かせない3つのツール
SEO対策において欠かせない3つツールは、
- Googleサーチコンソール
- Google Analytics
- 順位チェックツール
の3つです。
それぞれ詳しく解説していきますね。
SEO対策に欠かせないツール①:Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールは、どんな検索ワードで、どの記事に流入があったかを見ることができるツールです。
Google Analyticsでも検索されたワードを見ることはできるんですが、SSL化(httpsのサイトが増えたこと)によって、ほとんど検索ワードが取得できなくなっています。
Googleサーチコンソールを使えば、Google Analyticsで見ることができない検索ワードやその詳細データを見ることができるので、
記事のリライトや、サイトの方向性を見つける上で非常に役に立ちます。
Googleサーチコンソールの詳しい使い方は「Googleサーチコンソールの使い方(←現在作成中)」という記事で解説しているので、是非参考にしてみてください。
SEO対策に欠かせないツール②:Google Analytics
Google Analyticsは、サイトを作ったなら必須で入れておきたいツールです。
Google Analyticsを使うことで、
などのデータを見ることができます。
Google Analyticsの詳しい使い方は「Google Analyticsの使い方(←現在作成中)」という記事で解説しているので、是非参考にしてみてください。
SEO対策に欠かせないツール③:順位チェックツール
SEO対策する上で欠かせないのが、順位チェックです。
僕はこちらのサイトで順位チェックを行っています。(もちろん無料です)
1日のアクセス数が100以上集まりだしたら、最低月1で「検索順位」と「アクセス数」を書き出して、記事の動向を追っていくようにしましょう。
(※アクセス数はGoogle Analyticsで把握します。)
SEO対策の基本1:何よりも「キーワード選定」が大事!
SEO対策をする上で、一番重要になってくるのが、キーワード選定です。
キーワード選定はまさにSEO対策の土台になってくるので、ここが間違っていたら、いくら必死に何百記事を書いたところで、アクセスを集めることができません。
なので、必ずこのキーワード選定については押さえておいてください。
そして、キーワード選定をする際に使うツールが、「関連検索キーワード」と「キーワードプランナー」です。(※どちらも無料で使うことができます。)
キーワード選定をする際は、以下の2つの条件を満たしているキーワードを選びましょう。
・月間検索ボリュームが最低でも100以上
具体的にどうやってキーワード選定していくかは、「キーワード選定方法(←現在作成中)」という記事で解説しているので、こちらでキーワード選定をマスターしてください。
ネタバレになってしまいますが、「この記事で狙ったキーワード」と「検索ボリューム」は、下記になります。
狙っているキーワード | 語数 | 検索ボリューム |
---|---|---|
「SEO 対策」 | 2語 | 1000〜1万 |
「SEO 対策 基本」 | 3語 | 100~1,000 |
最終的には2語の「SEO 対策」で上位表示されれば良いのですが、ライバルが多いため、まずは3語の「SEO 対策 基本」で上位表示を目指しております。
SEO対策の基本2:ユーザーの検索意図を把握しろ!
SEO対策をするには、充実したコンテンツを作ることが必要不可欠になってきます。
そして、そのためには「『SEO対策の基本1』で選んだキーワードで検索してくるユーザーはどんな情報が欲しいのか?」ということを把握することが大事です。
どうやって、ユーザーの検索意図を把握するか? というと、実際にその狙うキーワードで検索してみるんです。
例えば「SEO 対策 基本」というキーワードを狙って記事を書く場合、「SEO 対策 基本」というワードで実際にGoogleで検索します。
検索結果の1位〜10位をザーッと目を通して、どんな記事が検索結果の上位に表示されているかどうかをチェックします。
=ユーザーが求めている可能性が高い内容
ということになるので、上位10記事の内容をみて、ユーザーはどんな情報を欲しがっているのか把握しましょう。
基本的にこの10記事の内容を網羅して、プラス自分なりのユニークなコンテンツや、自分なりのユニーク切り口があれば、Googleに評価されやすくなります。
もちろん、記事の内容をパクるのはダメですが、どんなテーマを書くか参考にすることができます。
よく小手先の細かいSEOテクニックに走ってしまう人がいますが、このコンテンツ部分が100点でなければ、お客さんはファンにはなってくれません。
Googleも「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」といっているように、まずは充実したコンテンツを作れるようになりましょう!
SEO対策の基本3:今すぐ出来るSEOテクニック6選
今すぐ出来るSEO対策の具体的なテクニックは以下の6つになります。
- パーマリンクを設定する
- ページタイトルを最適化する
- H2タグを最適化する
- 内部リンクを利用する
- 画像のalt属性を設定する
- SNSでシェアを促す
- 質の低いコンテンツをnoindexにする
1. パーマリンクを設定する
パーマリンクとは下記の赤字部分のような部分のことです。
SEOを考えるとパーマリンクは、以下の3つのポイントを満たすようにしましょう。
その理由としては、GoogleもユーザーもそのURLを見た時に「この記事はこういうことが書いてあるんだな〜」と分かりやすい方が評価されるからです。
例えば、日本語のパーマリンクの場合「http://example.com/%W2%33%94%T3%72%93%U3〜〜〜」という感じでかなり長いURLに変換されてしまいます。
無駄に長いリンクや動的に作られたパーマリンクは、クローラーが上手く認識できずSEOに悪影響を与えることがあります。(クローラーとは記事を認識するためのロボットのことです。)
また、「シンプルなURL構造を維持する」とGoogleのガイドラインにも書いてあるのでパーマリンクを見直すようにしましょう。
それと気を付けていただきたいのが、過去記事のパーマリンクを変えるとなった場合は、「SEO的な評価」や「SNSのシェア数」もリセットされてしまうので、まずはこれからアップする記事のパーマリンクを気をつけるようにしましょう。
2. ページタイトルを最適化する
記事タイトルを最適化することはSEO対策する上でかなり重要になってきます。
なぜなら、他の記事よりもクリックされているということは、「ユーザーが興味がある内容が記事に書いてあるんだな」とGoogleが判断するからです。
具体的なタイトルの付け方は以下の2つのポイントを気を付けましょう。
タイトルを作ったら、実際に狙っているキーワードで検索してみて、競合のタイトルと見比べてみましょう。「競合のタイトル」と「自分の記事タイトル」を見比べてクリックしたくなるか客観的に見てみましょう。
3. H2タグを最適化する
H2タグは小見出しの部分になりますが、ここにも狙っているキーワードを盛り込むようにしましょう。
ちなみにH2タグの後に続く文章に関しても1文目は狙ったキーワードを盛り込むのがSEO的に良いと言われています。
4. 内部リンクを利用する
内部リンクとは、外部サイトへのリンクではなく、自分の別記事へのリンクのことを指します。
この内部リンクを盛り込むことで、クローラー(記事を認識するためのロボット)が巡回しやすくなりますし、ユーザーも別記事を読んでくれる可能性が高くなります。
色んな記事が読まれているサイトということは、Googleからも価値のあるサイトだと認識されやすくなるので、内部リンクを張り巡らすことは効果的なSEO対策になります。
また、内部リンクを使うときは、ちゃんと「アンカーテキスト」にキーワードを盛り込むようにしましょう。そうすることで、Googleが「リンク先にはどんな内容が書いてあるか?」判断しやすくなります。
例えば、「集客代行」というキーワードを狙っている自分のページに内部リンクを飛ばすときは、以下のように「集客代行」というキーワードをアンカーテキストに盛り込むようにしましょう。
5. 画像のalt属性を設定する
画像を挿入するときはalt属性を設定するようにしましょう。
alt属性は「画像の説明」のことです。Googleはユーザーが検索したキーワードに対して最適な画像を提供しようと考えているため、この「画像の説明」を入れておくようにしましょう。
ちなみに接続速度が遅いなどで画像が表示されない場合、alt属性の記述内容が表示されます。
ワードプレスでいうと下記の部分に、画像の説明となる文章を挿入するようにしましょう。
この画像と全く関連性の無い代替テキストを入れてしまうと、Googleからの評価が逆に悪くなるので、
ようにしましょう。
6. SNSでシェアを促す
SNSでシェアを促すことによって、SEO対策に繋がる可能性があります。
なぜならシェアが広がれば、個人のブログやニュースサイトで紹介されて、被リンクを獲得する確率が高くなるからです。
「被リンク」は2012年のペンギンアップデートで、無効化されたと思っている方もいますが、そうではありません。「不自然な被リンク」や「質の低いサイトからの被リンク」を大量に受けているサイトの評価が下がっただけで、今でも被リンクは有効的です。
SNSのシェアは「rel=”nofollow”(リンクは張るけど評価は渡さない)」なので、SEOと直接、相関関係は無いとGoogleは発表しています。
しかし、シェアされればそれだけ被リンクが付く可能性も高くなりますし、人間心理的にもシェアが多い記事は価値が高い記事だと考えるので、記事を書いた「Facebook」「Twitter」でシェアするようにしましょう。
7. 質の低いコンテンツをnoindexにする
質の低い記事が大量にあるサイトは、Googleからの評価も下がってしまいます。
ですので、全くキーワードを狙っていない記事は「noindex」にして、サイト全体の評価が下がるのを防ぎましょう。
そして、そもそも「コンテンツの質が低い記事」や「読者の役にも立っていない記事」は思い切って削除するのも良いでしょう。
SEO対策の基本についてまとめ
かなり長い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
何度もお伝えしたように、Googleから好かれるサイト・ブログを作るためには「ユーザーにとって価値があるか?」という1点さえ考えておけばブレることはありません。
なぜならGoogleのミッションは「世界中の情報を整理する」ですし、Googleの収益モデルからもたくさんのユーザーにGoogleの検索エンジンを使ってもらうことがカギとなっているからです。
もし仮に、Googleを騙して一時的にはSEOで上位表示されたとしても、アルゴリズムが変わればパンダアップデート、ペンギンアップデートのときと同じように一瞬で圏外に弾き飛ばされてしまいます。
なのでSEO対策の近道はしない方が良いです。
ただ真っ向勝負するにしても、下記の6つは心がけて記事を書いていくようにしてください。
- パーマリンクを設定する
- ページタイトルを最適化する
- H2タグを最適化する
- 内部リンクを利用する
- 画像のalt属性を設定する
- SNSでシェアを促す
- 質の低いコンテンツをnoindexにする
それでは、今日はこの辺で失礼いたします。