どうも草場です。

今回の記事では、売れているサービスのコンセプト事例を紹介していきます。

田中くん
そもそもコンセプトって何ですか?

草場
コンセプトとは、一言でいうと、「(誰々)が〇〇になれる企画」のことです。

コンセプトとは

ようするに、「コンセプト」には以下の2つが必要になってきます。

  • 『(誰々)』というターゲット
  • 『〇〇になれる』というビフォアフター
  • この2つの要素が「売れるコンセプト」には欠かせません。

    田中くん
    なるほどですね!

    コンセプトの意味が分かったところで、早速、売れているコンセプト例を見ていきましょう。

    売れているコンセプトの事例17パターン

    ここからは実際に売れているサービスや商品の「コンセプトの事例」を紹介していきます。

    コンセプトは基本的に以下の2つのパターンで生み出されています。

  • 欲望」を満たす形で生まれる
  • 不満」や「恐怖」を埋める形で生まれる
  • ※もちろん、この2つのパターンを組み合わせて作られたコンセプトもあります。

    なので、コンセプトの一覧を見ながら、「このコンセプトは、欲望・不満・恐怖のどれを埋める形で生みだされたんだろうか?」と考えてみてください。

    かなり勉強になると思うので。

    それでは詳しく見ていきましょう!

    例1)「ライザップ」のコンセプト

    ライザップのビフォアアフター

    【コンセプト】
    →「これまで痩せられなかった人」が確実に痩せられる企画

    2012年に1号店が出来てから、わずか5年で会員数は8万9千人を突破。株価も5年で10倍以上にもなっております。

    CMでも、強烈なビフォー&アフターを見せていましたよね?

    ここからも分かるように、人は「このビフォーアフターの変化」に対してお金を出します。

    例2)お掃除ロボットの「ルンバ」のコンセプト

    ルンバ

    【コンセプト】
    →「掃除する時間がない人、掃除を面倒くさいと思っている人」が、手間をかけずに掃除できる企画

    2002年に発売されてから、世界中で大ヒットし、15年で累計販売台数2000万台を突破しました。

    これまで「掃除=人がするもの」という常識をぶち壊したことによって、売れに売れました。

    例3)「俺のイタリアン」のコンセプト

    俺のイタリアン

    【コンセプト】
    →「一流のイタリアンを低価格で楽しみたい人」が安くて本格的なイタリアンが食べられる企画

    2013年に1号店を出してから、「俺の」シリーズの店舗は増え続けており、2018年には30店舗を超えました。

    通常のフレンチレストランの原価率は20%以下ですが、「俺のフレンチ」の原価率はなんと60%だそうです。

    原価率の高くする代わりに、回転率を高めて、収益化を上手く行っています。

    (同じパターンのコンセプトとしては「いきなりステーキ」が挙げられます。)

    例4)「自転車シェアリング」のコンセプト例

    自転車シェアリング

    【コンセプト】
    →「都内でちょっとした距離を移動をしたい人」が、安く楽に移動できる企画

    都内で、赤いレンタル自転車を見たことはありませんか?

    これは「自転車シェアリング」というサービスで、30分150円で利用することができます。しかも、乗り捨てすることができるんですね。

    「電車に乗る距離ではないけど、かといってタクシーに乗ると高くつくなぁ」といった状況のときに、自転車シェアリングを利用すれば、より安く、早く、簡単に目的地につくことができます。

    なので、都内を中心に利用者が爆発的に増えているんですね。

    例5)「iQOS(アイコス)」のコンセプト例

    iQOS
    【コンセプト】
    →「タバコを吸いたいけど周りが気になる人」が、気兼ねなくタバコを吸える企画

    紙巻きタバコは、発売1年で「1%のシェア」を獲得すれば、大ヒットだと言われています。

    そんな中、加熱式タバコのiQOS(アイコス)は、なんとわずか2年で約13%のシェアを獲得しました。まさにモンスター級に大ヒットしたタバコです。

    iQOS(アイコス)は通常のタバコと違って、煙がかなり少ないですし、灰も出ないので、換気を気にせずに吸うことができます。

    なので、これまで「タバコの煙やニオイで他人に迷惑かけてないかな…」と不安に思っていた人も、安心してタバコを吸えるようになりました。

    また、タールが出ないので歯にヤニがつくこともありませんし、壁が黄色くなる心配もないので、大きなシェアを獲得することができたんですね。

    例6)「テクシーリュクス」のコンセプト例

    テクシーリュクス

    【コンセプト】
    →ビジネスシューズは疲れる…と思っているビジネスマンが、楽に歩ける企画

    アシックスの子会社が2009年に発売した「テクシーリュクス」は、「革靴なのにスニーカー感覚で履ける」ということで大ヒットしました。

    それまでは、「ビジネスシューズ=疲れる」といった不満がありました。この不満を解消する形でコンセプトを打ち出すことができたので、売れたんですね。

    例7)「QBハウス」のコンセプト例

    qbhouse

    【コンセプト】
    →早く安く髪を切りたいと思っている人が、低価格で素早くカットしてもらえる企画

    QBハウスは早さと安さをウリにしている美容室です。

    わずか10分でカットでき、お値段は1200円という低価格のサービスが好評で、今では海外進出まで果たしています。

    「美容室は時間がかかる…」「料金が高い…」といった不満を解消するために、シャンプーなしでカットのみのサービスを行っています。

    回転数を増やすことで、低価格を実現することができました。

    例8)バルミューダ「ザ・トースター」のコンセプト例

    バーミキュラトースター

    【コンセプト】
    →「自宅で美味しいパンを食べたいと思っている人」が、ワンランク上の美味しいパンが焼ける企画

    バーミキュラ トースターは定価25000円のオーブントースターです。

    一般的なトースターの10倍近い金額にも関わらず爆発的大ヒットを記録しています。

    売れている理由は、「もっと美味しくパンを食べたい」という欲求を叶えることができる商品だったからですね。

    社長の寺尾さんも、「2万5000円のトースターは欲しくない、でも、世界一のバタートーストは食べてみたい。だからバルミューダのトースターを買ってもらえる」と言っています。

    例9)「フィリップス ノンフライヤー」のコンセプト例

    フィリップス ノンフライヤー

    【コンセプト】
    →「揚げ物を食べたいけど、カロリーが気になるし、後片付けが面倒くさい…と思っている人」が、手軽に揚げ物ができる企画

    フィリップス「ノンフライヤー」は、油を使わずに「揚げ物」ができる調理家電です。

    発売から約1年で30万台以上が売れました。

    揚げ物といえば、「油を使うので高カロリー」「油の後片付けが面倒くさい…」といった不満がありましたが、この不満を埋めることができたので、大ヒットに繋がったんですね。

    例10)「ジェルボール型洗剤」のコンセプト例

    ジェルボール型洗剤

    【コンセプト】
    →「『洗濯の計量が面倒くさい』『詰替えが面倒だ』と思っている人」が、ストレスなく洗濯できる企画

    これまでの洗濯洗剤は「液体」か「粉末」の二択でした。

    そんな中、第三の洗剤として出てきたのが「ジェルボール型洗剤」です。

    「毎回計量するのが面倒だ…」「詰め替えのときに、溢れたり手についたり嫌だ…」といった不満を解消できたので、2014年に発売されてから、わずか3年で約1億個以上を売り上げました。

    例11)「フリクションシリーズ」のコンセプト例

    フリクションシリーズ

    【コンセプト】
    →「『ボールペンで書き間違いすると面倒だ…』と思っている人」が、何度でも書き直すことができる企画

    「消せるボールペン」として世界的に大ヒットしており、発売から約10年で20億本も売れました。

    これまでボールペンで書いた文字を書き直すためには「砂消しゴム」や「修正液」を使う必要がありました。

    でも、「消せるボールペン」が生まれたことによって、こういった面倒な作業をせずに済むようになったんですね。

    例12)「ヌレンザ」のコンセプト例

    ヌレンザ

    【コンセプト】
    →「『傘についた水滴でビショビショになるのが嫌だなぁ』と思っている人」が、ストレス無く傘を利用できる企画

    従来の傘は防水スプレーなどで傘の表面をコーティングしています。

    でも、これだと次第に撥水効果が薄れてしまい、傘を畳んだときに車の中や床がびしょびしょになってしまっていました。

    そこで、水をはじく高密度ポリエステル素材を開発して、「ヌレンザ」という傘が生み出されました。

    ヌレンザは、平均単価4万円にも関わらず、飛ぶように売れています。

    例13)「メルカリ」のコンセプト例

    mercari

    【コンセプト】
    →「『家の不用品を売りたいけど、オークションって難しそう…』と思っている人」が、簡単に不用品販売できる企画

    これまでは、不用品をネットで販売するといえば、ヤフオク一択でした。

    でも、ヤフオクって、出品するまでの作業が結構大変ですし、オークションという仕組みを理解できない方も多かったんですね。

    この不満に目をつけて、メルカリはスマホで簡単に出品ができるプラットホームをつくりました。

    その結果、リリースからわずか1年半で1日10万品超が流通する巨大フリマサービスに成長しました。利用ユーザーは毎年右肩上がりに増えていき、2018年には上場を果たしています。

    例14)「AbemaTV」のコンセプト例

    abemaTV

    【コンセプト】
    →「テレビはつまらないと思っている若者」が、ワクワクするコンテンツを視聴できる企画

    「AbemaTV」とは、サイバーエージェントが提供しているネットテレビです。

    近年「若者のTV離れ」といったことが言われているが、「AbemaTV」はそういった若者をターゲットにしています。

    例えば、「亀田興毅に勝てば1000万円」といった番組では、AbemaTVのサーバーがダウンするほど話題になり、再生回数は1420万回数を記録しました。このように、TVにはあまり無かった「予定調和でない結末」がフックとなり、若者が熱狂するメディアになりつつあります。

    例15)「グランピング」のコンセプト例

    グランピング

    【コンセプト】
    →「キャンプをしたい人」が、より快適に、贅沢に過ごすことができる企画

    グランピングとは、グラマラス(glamorous)とキャンピング(camping)をあわせた造語で、2014年頃から市場が拡大しています。

    キャンプは、準備が必要だし大変だと思っている人も多いのではないでしょうか?

    こういった不満をグランピングは解消してくれています。

    例えば、敷地内の大型テントには、空調が完備されており、リゾートホテルのようなデザイン家具が設置されています。また、サービスも充実しており、専属シェフが目の前で料理を作ってくれる施設もあります。

    このように簡単なのに、豪華なキャンプが楽しめるということで、今、人気のアクティビティになっているんですね。

    例16)「うんこ漢字ドリル」のコンセプト例

    うんこ漢字ドリル

    【コンセプト】
    →「勉強が嫌いな子」が、楽しく漢字を学べる企画

    「うんこ漢字ドリル」とは、「安全第一でうんこを運びます」というように、漢字の例文すべてに”うんこ”が使われているドリルです。笑

    SNSなどでも話題を呼び、発売からわずか2ヶ月で200万部を突破しました。

    例17)「やきまる」のコンセプト例

    やきまる

    【コンセプト】
    →「自宅で焼き肉をしたい人」が、煙を出さずに焼き肉ができる企画

    焼き肉を家庭でするときに「煙」が気になりますよね?

    そんな不満を解消してくれる「やきまる」は、テレビやネットで話題となり、発売からわずか1年で15万台も売れており、品薄状態が続いています。

    売れているコンセプトの事例【まとめ】

    今回の記事では、大ヒットしているサービスのコンセプト事例を紹介しました。

    草場
    コンセプトとは何だったか覚えていますか?

    田中くん
    「(誰々)が〇〇になれる企画」でしたね!

    草場
    バッチリです!
    今回の事例を見ていただければ、「誰に?」、「どんなビフォーアフターを提供しているか?」ということが大事だということが分かっていただけたはずです。

    コンセプトの作り方について詳しく知りたい方は、「売れるコンセプトの作り方とは?簡単3ステップでコンセプトメイク!」という記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

    → 売れるコンセプトの作り方とは?簡単3ステップでコンセプトメイク!