どうも、草場です。
今回の記事では、結果を出すために非常に重要になってくる「マインドセット(考え方)」の話をしていきます。
もしかすると、「マインド(考え方)なんて、別にどうだっていいよ!」と思っているかもしれません。
しかし、マインドセットが大切だということは、科学的にも検証済ですし、一流アスリートたちもマインドを学ぶことが常識となっています。
じゃあ、なんで結果を出す上でマインドセットを学ぶべきなのか?
この理由は、後ほど詳しく解説していきますが、一言でいうなら「”あなたの現実”は、”あなたのマインドセット(考え)”で出来ているから」です。
考えは言葉となり、
言葉は行動となり、
行動は習慣となり、
習慣は人格となり、
人格は運命となる。
(マーガレット・サッチャーの名言)
この格言のように、「考え」によって「運命」が作られていきます。なので、結果を出していくためには「正しいマインドセット(考え)」が欠かせません。
前置きはここらへんにして、早速内容に入ってきましょう!
結果を出せない人の3つの特徴とは?
結果を出し続けるマインドセットを学ぶ前に、「うまくいかない人の3つの特徴」について解説していきます。
・・・と、その前に1つ注意事項があります。
もし仮に、この3つの中のどれかに当てはまるものがあったとしても、「私は、だからダメなんだ…orz」というように落ち込まないでください。
なぜなら、これらに当てはまったとしても、未来永劫「結果が出ない」というワケではないからです。(僕の場合は、この3つをパーフェクトで満たしていましたし…笑)
なので、もし当てはまるところがあっても、「今日、気づけてよかった!」と前向きにとらえるようにしてくださいね。
それでは内容を見ていきましょう。
結果が出せない人の特徴1.
実績が無いから行動できない
結果が出せない人の1つ目の特徴は「実績が無いから行動できない」と思っている人です。
もしかすると、あなたも「実績が少ないから、思うように結果が出ないんだ…」と考えたことがあるかもしれません。
でも本当にそうなのでしょうか?
今、圧倒的な実績を叩き出している人も、初めは実績0でした。0から、1つ1つ実績を積み上げていったのです。
「小さいことを積み重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道だ。」
(イチローの名言)
このように、もし仮に「今のあなたが実績」0だったとしても、行動して実績を一つ一つ積み上げていくことが大切なんですね。
でも「未来から逆算して考える癖」をつけるとスムーズに行動できるようになります。
「実績が無いから行動できない…orz」と思っている人はぜひ「未来からの逆算」をやってみてください。
これは何なのかというと、まず「未来の実績がある自分」をリアルにイメージしてみてください。
クライアントがたくさんいて、実績がある姿をイメージできましたか?
そしたら、「この未来が現実になるとすれば、今の自分はどんな行動をしているんだろうか?」ということを考えてください。
すると、「あ、俺は実績が無いなんて言っている暇なんて無いわ!行動しなくっちゃ!」と思えるはずです。
このように、未来から逆算することで、今するべき行動が明確になり、「実績が無いから行動できない」という言い訳に惑わされなくなります。
結果が出せない人の特徴2.
スキルが低いから行動できない
結果が出せない人の2つ目の特徴は「スキルが低いから行動できない」と思っている人です。
以下のような、”負のスパイラル”にハマっていませんか?
↓
②活動していないから、結果がでない
↓
③結果が出ないのはスキルが低いせいだ!
↓
※以下①〜③の繰り返し
かつての僕は、この負けパターンに見事にハマっていたので、「行動せずに、とりあえず勉強しよう」と思っている人の気持ちは死ぬほど分かります。
でも、やっぱり勉強だけだと「大きな結果」を残すことはできません。
「いやいや、行動が大事なのは分かってます。。でも、万が一のために理論武装しておきたいんです…」と言い返したくなる気持ちも分かります。
でも、そういった方には、700年以上前に書かれた『徒然草』の一節を紹介したいです。
(原文のままだと難しいので、現代語訳したものを引用しました)
これから芸事を身に着けようとする人はとかく「ヘタクソなうちは誰にも見せたくない。こっそり練習して、ある程度見られるようになってから披露するがカッコいい」と言うものだけど、そういうことを言っている人が最終的にモノになった例えはひとつもない。
まだ未熟でヘタクソな頃から、上手くてベテランな人たちに混ざって、バカにされて笑われて、それでも恥ずかしがらずに頑張っていれば、特別な才能がなくても上達できる。道を踏み外したり、我流に固執することもないだろう。
そのまま練習し続けていれば、そういう態度をバカにしていた人たちを遥かに超えて、達人になっていく。 人間的にも成長するし、周囲からの尊敬も得られる。
今は「天下に並ぶ者なし」と言われている人でも、最初は笑われ、けなされ、屈辱を味わった。それでもその人が正しく学び、その道を一歩一歩進み続けてきたおかげで、多くの人がその教えを授かることができるようになった。
これは、どんな世界でも同じである。
心にグサッと突き刺さった人もいるのではないでしょうか?
ここに書いてあるように、「”必要最低限の知識”で走り出して、足りない部分はケーススタディで学んでいく」というスタイルのほうが、圧倒的に早く結果を出すことができます。
「知識やスキル」という武器は、もっているだけでは磨かれていきません。
刀を毎日振ることで強くなることと同じで、「知識やスキル」を使うからこそ、自分の血肉となるんですね。
なので、スキルが低いうちから、行動することを心がけましょう!
結果が出せない人の特徴3.
自信がないから行動できない
結果が出せない人の3つ目の特徴は「自信が無いから行動できない」と思っている人です。
こう思っているうちは、何か新しいことにチャレンジすることが難しいでしょう。なぜなら、何か新しいことに挑戦するときは、みんなゼロからのスタートだからです。
ちょっと想像してみてください。
赤ちゃんがハイハイから、立ち上がって歩くこうとするとき「私は歩いたことが無いから、歩けないかも…」なんて考えていると思いますか?
おそらく1ミリも考えていませんよね。
「立ち上がって歩けるはずだ!」という、”根拠のない自信”を持っているはずです。
これと同じで、「根拠のない自信」を持つことは、僕たち個人起業家にとって超重要です。
この「根拠のない自信」を持つことができれば、以下のように良い循環を起こせるようになります。
このように「根拠の無い」自信を持つことで、結果的に早く成功することができるんですね。
でも、やっぱり失敗が怖いんですよね…
失敗は誰でも嫌だと思いますよね。
でも、失敗がなければ、大きな結果を出すことができませんし、このことはイチローも4000安打達成したときのインタビューで語っています。
「別にいい結果を生んできたことを誇れる自分ではない。
誇れることがあるとすると、4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思いをしてきています。
それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね」
(イチローの名言)
このように、失敗は決して悪いものではありません。
「失敗=悪」と考えるのではなく「失敗=挑戦できた」というようにプラスの定義付けをするようにしましょう!
この失敗を恐れない心を持つことができれば、根拠の自信を持って行動することに抵抗が少なくなるはずです。
圧倒的な結果を出すために2つの方法
圧倒的な結果を出すためには、2つのアプローチがあります。
2. セルフイメージを変える(インパクト大)
先ほど話した「結果を出すための2つの方法」について詳しく説明していくので、まずは以下の図を見てみてください。
上記の「セルフイメージ」「信念・価値観」「能力」「行動」「環境」は”結果に影響を与える5つの要素”になります。
(上の要素ほど影響度が高く、下の要素ほど影響度が低いです)
そして、「環境を変える」という方法は図の”↑向きの矢印”にあたり、「セルフイメージを変える」という方法は”↓向きの矢印”にあたります。
理想の結果を手に入れるためには、この「↑向きのアプローチ」と「↓向きのアプローチ」の2種類あるので、それぞれについて解説していきますね。
圧倒的な結果を出す方法1.
環境を変える(↑向きのアプローチ)
圧倒的な結果を出すための方法の1つ目は「環境を変える」です。
以下の図のように、一番下の「環境」を変えることで、「行動」が変わります。
そして「行動」が変わることによって、「能力」が上がり、「価値観」が変わり、最終的に「セルフイメージ」を書き換わるので、理想の結果を掴むことができるんです。
しかしです、、、
もし、初めから「セルフイメージ」を変えることができれば、「信念・価値観」「能力」「行動」「環境」すべてが一瞬でパンっと変わります。
これは、オセロで白から黒に、一気にひっくり返るようなイメージです。
ようするに、「セルフイメージ」さえ変えることができたら、現実の結果すべてが変わるんですね。
圧倒的な結果を出す方法2.
セルフイメージを変える(↓向きのアプローチ)
圧倒的な結果を出すための方法の2つ目は「セルフイメージを変える」です。
例えば、「俺はモテる」というセルフイメージと、「俺はモテない」というセルフイメージを持っている人がいた場合、どのように結果が変わってくるか、以下の図にまとめてみました。
なんとなくイメージできたでしょうか?
このように「セルフイメージ」が違うだけで、その下層にある「信念・価値観」「能力」「行動」「環境(結果)」が180度変わってきます。
ようするに「あなたのセルフイメージによって、あなたの現実が作り出される」ということです。
なので、一人起業家が圧倒的な結果を出すためには、
といった高いセルフイメージを持つことが超重要なんですね。
セルフイメージを高める超効果的な方法
セルフイメージを高める方法は世の中にたくさんありますが、僕が個人的にオススメなのは「fake it until you make it!(それが現実になりまで、なりきれ!)」です。
これは何なのかというと、「目標を達成している自分なら、どんな行動をとるか?」ということをイメージして、その通りに行動する、という方法です。
例えば、あなたにセミナー講師の依頼が来たとしましょう。
もし、これまで一度もセミナーをやったことがなければ、「うわ、どうしよう…」と迷うかもしれません。
でも、このときに「成功して結果を出している自分だったとしたら、今、どんな行動を取るだろうか?」とイメージするのです。
すると、これまで挑戦したことがなかったとしても「今回はやってみよう!」という判断を下すことができます。
このように「理想の自分像だったら、どうするか?」という仮定で選択を行うことで、セルフイメージを高めていくことができるんですね。
もちろん初めは、ぎこちなかったり、しっくりこなかったりするかもしれませんが、辞めずに、背伸びをし続けるのです。
そうしているうちに、いつの間にか基準値があがって、それが普通になっていきます。
ぜひ「未来の成功している自分なら、どういう選択を取るか?」ということを意識してみてくださいね。
結果が出ない人の3つの特徴と、重要なマインドセット【まとめ】
ここでは、「結果が出ない人の3つの特徴と、重要なマインドセット」という記事を1分で理解できるようにまとめました!
そもそも、なぜマインドセットを学ぶことが重要なのかというと、「自分の考え方が、自分の現実」を作り出しているからでしたよね。
そして、結果がなかなか出ない人に共通する考え方として、以下の3つを紹介しました。
2. スキルが低いから行動できない
3. 自信がないから行動できない
もし、このどれかに当てはまっていたとしても、「ヤバイ…」と思うのではなく、「今日気づけて、ラッキー」と思うようにしましょう。
(「ヤバイ…だから俺は出来なんだ…」と思ってしまうとセルフイメージを下げてしまうことになってしまうので…)
そして、セルフイメージを高めることの重要性もお伝えしました。
「具体的にどうやってセルフイメージを高めのか?」というと、「fake it until you make it!(それが現実になりまで、なりきれ!)」という方法がオススメです。
是非、試してみてくださいね。
ちなみに、ちょっと余談になりますが、セルフイメージを下げてくるような、コーチやコンサルタントからは学ばないほうが良いです。
なぜなら、
といった対応をしてくるコーチやコンサルタントから教わっていると、自分のセルフイメージが下がってしまうからです。
セルフイメージが下がってしまえば、IQが下がってしまい、100%のパフォーマンスを発揮できなくなってしまいます。
反対に、「自分が尊敬している人」や、「自分がすごいと思っている人」から、
と言われれば、セルフイメージは一気にガツンと上がるので、ぜひセルフイメージを高め合ってくれるような仲間と一緒にいる時間を増やすようにしましょう。